説明
ヴィンチェンツォ・アルブリチ(1631-90/96)は欧州で広く名を知られたイタリア人の作曲家だった。
しかし、今日ではその存在はほとんど忘れ去られており、レコードや楽譜等で取り上げられることも少ない。
このCDは世界で初めてアリブリチだけを扱ったものとしてユニークであるばかりでなく、彼がいかに素晴しい作曲を残したかを証明するものである。
マテオ・メッソーリ率いるアンサンブル・カペラ・アウグスターナが今まで音楽史上、誠に不当に扱われていた作曲家に本格的に取り組み、闇の中に忘れ去られた音楽に光をあてた功績は大きい。